転職活動に使える資格「秘書検定」って?職種を問わず有利でコスパの良い資格!


転職活動中は、意外と自由時間があります。
しかし自由時間といっても、面接の結果が電話でくることもあるため、静かな場所で過ごしている必要があります。
そこで自由時間を効率的に使うためにも「秘書検定」の勉強をしてみてはいかがでしょうか。
秘書検定とは、秘書になるための資格ではなく「社会人としての基礎知識やマナー」を勉強するものです。
今回は、秘書検定の魅力を徹底解説します。

秘書検定とは?

秘書検定とは、3級から1級までの検定試験です。
受験資格はなく、3級から準1級までの筆記試験はマークシート方式と記述式の試験になります。
準1級と1級は、一次試験の筆記試験合格者のみ、二次試験の面接があります。
転職活動に使うのならば、準1級まで取得しておくと有利になるでしょう。
合格率は比較的高く、2級までならば受験者の半数以上が合格しています。
過去問題集や参考書もたくさん市販され、出題傾向もわかりやすいでしょう。
勉強をした分、得点につながる「コスパのよい資格」と言えるでしょう。
「秘書」と聞くと、女性をイメージするかもしれません。
しかし実際に試験会場に行くと、若い男性もかなり受けに来ています。
なぜならば、大学や高校でも就職対策の一環として、秘書検定の受験をすすめているところもあるからです。
秘書検定は、社会人として知っておきたい基礎を学ぶには、もってこいの資格でしょう。

秘書検定を持っていると転職に有利?

秘書検定で勉強する項目は、会社員ならば知っておきたいことばかりです。
例えば、来客時の対応です。
実際に会社に入ると、予約がない来客が来ることがあります。
「そんなときはどう対処すべきなのか」「どのような言葉を使うべきなのか」など、マニュアル対応できないことまで学びます。
また、会議の準備や車の手配など、即使える知識も勉強するため、転職に有利な資格と言えるでしょう。
準1級以上は、面接試験が行われます。
面接内容は、上司への報告と来客対応の二つです。
上司への報告は、報告内容が書かれたカードを読んだ後に上司役の試験官に内容を報告します。
面接では、報告の仕方も採点基準になりますが、入室から試験開始までの立ち振る舞いも採点されています。
入室後は、自分の番号と氏名を大きな声で言います。
緊張のあまり猛スピードで、番号と氏名を言い切ってしまう人もいますが、転職面接と同様に落ち着いてはっきりと言うようにしましょう。
秘書検定の面接試験は、転職面接の練習にもなります。
転職活動で提出する履歴書には、2級以上から書くとよいでしょう。

どのように勉強すればいいの?

秘書検定の受験勉強は、独学でも可能です。
書店には、たくさんの参考書と問題集があります。
自分がいいと思うものを選びましょう。
参考書は1冊でもかまいませんが、問題集は多ければ多いほどいいでしょう。
たくさんの問題を解くことで、短時間で解くコツをつかむことができます。
面接練習も独学で可能です。
面接の問題集には、傾向と対策が載っているため、しっかりと読み込んで秘書検定の特徴をつかんでおきます。
試験当日は、デニムにスニーカーではなく、女性ならばシャツにスカート、男性ならばシャツにスラックスを着ていくといいでしょう。
どんなに上手な対応ができても、ダメージが激しいデニムとスニーカーでは印象がよくありません。

まとめ

今回は、転職活動に使える資格「秘書検定」について、解説してきました。
秘書検定は、男女問わず取得しておきたい資格です。
勉強して学んだことは、試験で出題されなかったとしても、会社員になったときに役立つ問題ばかりです。
転職の空き時間でもいいですし、次の転職活動のためにでもいいので、ぜひ取得を検討してみるとよいかと思います!