応募倍率が高い会社を受けるとき「言葉の選び方」に要注意!これが要注意単語だ!


転職をするとき、人気がある会社は応募倍率が高いことに気がつきます。
応募倍率が高い会社は、面接担当者も大勢の転職者たちと面接をしているため、転職者が発する言葉に敏感になっているのです。
今回は、転職面接でとくに応募倍率が高い会社の面接で注意が必要な「言葉選び」についてお話しします。

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みんなが憧れる企業の転職面接では「好き」「昔から」は使わない

転職先に「昔からあこがれていた会社」や「好きな会社」を選ぶ人はたくさんいます。
転職面接では、必ず志望動機が聞かれますが、そのときに正直に「昔からあこがれの会社だったため」と答えてしまうと、考えが浅い印象を与えます。
とくに人気テーマパークの転職面接では、非常に「昔からここで働きたいと思っていました」と答える人が多いといわれているのです。
しかし、あこがれだけで仕事ができるわけがありません。
「あこがれ」は、客として訪問したときに感じた印象であり、実際に働く側になったときには、あこがれを与える立場にならなくてはならないのです。
転職面接の場で「あこがれ」や「好き」という言葉を発するということは、客としての立場から会社をみていることになります。
人気がある会社や夢を売るような会社の場合は、面接担当者は転職者がどの程度「与える側」としての自覚を持って面接に臨んでいるのかを見極めようとします。
「あこがれ」や「夢」を持って面接に来ている転職者は、お客様として「夢」を持ったまま帰ってもらった方がいいのかもしれません。

難易度が高いスキルについて「自信がある」とは言わない

転職面接では、自分の得意とするスキルをアピールするとプラスになります。
しかし、自信があるからといって、強くアピールすればいいというわけでもないのです。
とくにコミュニケーションスキルのような、スキルの度合いを数値で示すことができないスキルは言葉選びに注意が必要です。
例えば転職面接で、「コミュニケーションスキルがあります」と言われても客観的に評価できる目安はありません。
語学力が優れているためコミュニケーションスキルに自信を持っているならば、「語学力に自信があります」と答えたほうが伝わりやすいでしょう。
面接担当者は、普段は採用以外の仕事もこなしています。
コミュニケーションスキルは、どのような業務にも共通して必要な能力であり、ゴールが見えないほど難しいスキルでもあります。
面接担当者の中には、自分のコミュニケーションスキルを磨くために日々努力している人も多いのです。
そんなときに、「私はコミュニケーションスキルが高いです」という人があらわれれば、どうしてもムカッとするのではないでしょうか。
語学力がに自信があり、それなりの照明できる数値を持っている人ならば、面接担当者も納得します。
しかし、評価の基準があいまいなスキルの場合は「自信がある」という言葉は安易に使わない方がいいでしょう。

抽象的な志望動機は伝わりにくい

転職面接では、志望動機は必ず聞かれます。
そのとき、意外と多い答えが「人々に幸せを与える仕事がしたいから」というような抽象的な答えです。
人々に幸せを与えるような仕事といわれても、実際に働いている面接担当者は「転職ではない方法でも人々に幸せを与えられるのでは?」と思ってしまいます。
面接担当者が転職面接で聞きたいことは「何ができるのか」「何をしてきたのか」なのです。
夢や希望について語るタイミングは、新卒の就職活動であり、転職活動ではありません。
就職活動では、夢や希望を持って社会に出ることが原動力になります。
しかし、転職活動は夢や希望をもって働いてきた実績が物を言うのです。
社会に出てから数年経っても「夢を夢のまま持っている人」は行動が伴っていない可能性があると思われてしまうかもしれません。
人々に幸せを与える仕事がしたいと思うならば、今までの実績の中から夢を実現するために使えそうな実績を交えて話すほうが説得力が増すでしょう。
転職活動では、新卒の就職活動よりも言葉選びが重要です。
同じ「人々に幸せを与える仕事」という言葉であっても、転職面接のときには「御社の最新技術を世間に広め、人々の生活に潤いを与えたい」など、言い方を変える工夫が必要になります。

転職面接は、新卒の就職面接とは異なり「実績」を交えることがポイントです。
言葉を選ぶときには、少しでも自分の実績や成果を話しがつながる言葉を選んでみてはいかがでしょうか。

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