転職活動で面接の雰囲気をおかしくさせる「意外な原因」とは?あれ、面接担当者の様子が変!?


面接中に、自分では原因がわからないけれど面接担当者の態度に異変を感じることがありますよね。

「あれー、なんかまずいこといってしまったかなぁ・・・」

とあせるのですが、なかなか原因になる言動が思いつかず、面接中にどんどん焦っていくみたいなことがあります。
発言内容に心当たりがなければ、その原因は思わぬところにあるのかもしれません。

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面接中に、一度、面接官との雰囲気がよくないなと思ったら、なかなかリカバリーをさせるのが大変です。
まして、原因がわからないと、その後の発言でフォローすることもできません。
今回は、そんな面接中に雰囲気がおかしくなってきたときに考えられる「意外な原因」について解説します。

タバコのにおいとランチのにおい

面接が始まったときには気にならなかったけれど、あるタイミングをきっかけに面接担当者の顔色が曇り始めたのならば「におい」が原因かもしれません。
午後からの面接の場合に、とくに注意が必要なマイナス行動が「タバコのにおい」です。
タバコのにおいは時間が経っても残っています。

タバコのにおいは、タバコを吸っている人たちにとっては気にならないものですが、吸わない人はほんのわずかなにおいでも感じ取るものです。
最近のオフィスは、禁煙になっているところがほとんどです。
面接直前に一服してしまうと、タバコのにおいは強烈にオフィスに広がります。

また、ランチで食べた物のにおいにも注意が必要です。
ニンニク料理を食べてから面接に来る人はいませんが、意外と「ネギ」のにおいには鈍感な人がいます。
「ざるそば」など生のネギが添えてあるときには、「ネギは入れない」くらいの細やかさは必要かもしれません。

においが原因で、マイナス評価になることはないかもしれませんが、面接の評価には正解がないため、面接担当者の印象によって左右されることが多いのです。

心の動揺が手や足の動きになってあらわれていた

転職面接は、会議室で椅子に座りながら行われます。
椅子の前に大きなデスクがあり、デスクをはさんで向かい側に面接担当者が並んで座ることが多いでしょう。
そのため、面接担当者の視界に入る範囲は、転職者の胸から上になります。

質問の中には、心を動揺させるものもあります。
そのとき、心の動揺を手や足の動きが知らに間にあらわしていることがあるのです。
例えば、片足のかかとをトントン上下させ貧乏ゆすりを始める人、手の指を親指から順にピアノを弾くように動かす人などさまざまです。
転職者は、デスクの下でやっていることだから、面接担当者の視界には入っていないと思っているのかもしれません。
しかし、デスクの下での動きも視界に貼っていなくても、なんとなくわかるものです。
ズボンを引っ張てみたり、靴を脱いでみたりせず、デスクの下も視界に入っていると思って気を張りましょう。

話し始める直前の「あっ」や「えっ」で誤解を生んでいた

転職面接も中盤になってくると、質問内容も答えにくかったり即答できなかったりする「深い質問」が始まります。
そのとき、心の動揺からなのか話し始める直前に「えっ」や「あっ」という言葉を無意識のうちに発している人がいます。
女性は、「そうですね」やはにかんだ笑顔で時間を稼ぎながら返答を考える人が多いようです。

質問をした直後に「えっ」と言われると、質問をした面接担当者も、

「え?いまのって聞いたらいけない質問だったかな」

と思うこともあります。
とくに「はっ」と言われると、「ハァ?」と言われたと誤解してしまうこともあるのです。
質問が聞き取れなかったり、質問の意味がわかりづらいときには、「ハッ?」と聞き返すのではなく、

「もう一度お願いします。」

と言葉で伝えるようにしましょう。

返答を考える時間が欲しいときには、素直にしばらく考えてもかまいません。
素早く適当な答えを言うよりは、よく考えてから発言する慎重さがプラスの評価を受けることもあるのです。

口癖は、知らぬ間にやっているマイナス行動の中でも頻度が高いものです。
返事をするときに「そうっすね」と言う人もいますが、これは敬語ではありません。
「そうっすね」「自分的には」「みたいな感じで」「送っちゃっていいですか」という言葉を敬語ではない言葉だとは知らずに使っている人はとても多いのです。

特に、面接の雰囲気もよく「合格に近づいた」ときに、油断してポロッと口から出てくる人がいます。
面接担当者は、これらの敬語ではない言葉を耳にすると「これがこの人の本性だな」と思うかもしれません。
普段から言葉遣いを意識することが大切でしょう。

まとめ

今回は、転職活動で面接の雰囲気をおかしくさせる「意外な原因」について、解説してきました。

「そんなことまで気にする必要はないよなぁ」

と思ってやっている行動が、意外と面接の雰囲気をおかしな方向に運んでしまうことがあります。
必要以上に気を使ってしまうと、入社した後が疲れてしまいますが「面接のときだけ頑張る」ということも、転職を成功させるためのテクニックです。