うつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼで転職を考える方は、多くいらっしゃいます。
まだうつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼと気づいていると対策ができるのですが、なんとなくやるきがでないとか、朝起きられないとかという兆候があるだけで、自覚症状のない方も。
私にもそんなうつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼっぽい症状があったことがあり、それが原因で会社を転職しました。
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ちょっとでも「あれ?なんか変だな」と思ったら、まずは誰かに相談してみるといいと思います。
でも、精神科医とかにいきなりいくのもためらわれますし、家族や友人にもなかなか打ち明けられません。
そこで私の体験からオススメなのが、転職エージェントに相談することです。
もちろん、医者のような診断があるわけではないのですが、仕事が原因でうつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼっぽい兆候がある場合、客観的に仕事環境にアドバイスをもらえます。
また、その場合は、個人的な経験からは、思い切って職場を変えるというのも、有効な選択肢だと思います。
仮に、いまノルマや責任の大きさが精神的な負担になっているなら、ノルマや責任の多くない会社を紹介してもらってみてください。
労働時間や残業、休日の少なさがストレスになっているなら、ちゃんと休めるところを紹介して貰えばいいです。
医者はうつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼに対して、診断と適切な薬を出すことしかできませんが、転職エージェントはストレスの少ない職場への転職を紹介してくれます。
比較対象じゃないかもしれませんが、個人的には職場が原因のうつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼなら、転職エージェントによりストレスの少ない職場を斡旋してもらう方が解決に近いかと思います!
「うつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼで転職って大丈夫なの?」
って不安になる方もいらっしゃると思います。
今回は、うつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼと転職について、徹底的に解説していきたいと思います。
Contents
うつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼになる前兆や兆候は?
うつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼには、前兆や兆候があります。
その前兆や兆候がある場合には、真剣にいまの環境を変えることを考えるべきだと思います。
それは、休職かもしれないですし、転職かもしれません。
「仕事は耐えてなんぼや!」
みたいな日本旧来の会社や仕事感をお持ちの方は、どうしてもがまんしてしまいがちです。
でも、とりかえしのつかないくらいうつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼが重症化したり、自殺するくらいなら、決して無理せずに対策を打つべきです。
世間は思っているよりも暖かく、思っているよりもどうにでもなります。
「でも、これまでのキャリアが!!」
って思うかもしれません。
それでも、それは事故みたいなものです。
意図ぜずなるのがうつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼです。
それは、仕方がありませんし、捉えようによっては天気で神様からのメッセージかもしれません。
たままたうつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼと言うかたちでしたが、事故や子どもの生涯、天災、いじめなどいろんな要因で、人生は変わります。
人生というのは、そういうものだと思って、運命をうけいれるしかありません。
それよりも、ご自身の体調や命が最も大切です!
いくつかうつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼの兆候について、解説していきたいと思います。
繰り返しますが、ご自身の体調や命が一番大切です。
このような兆候がある方は、うつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼとご自身で自覚しなくても、とりあえずなにか対策を取ることをしてください。
朝目覚ましやアラームがなる前に目が覚める
まずは、朝目覚ましやアラームを使わずに、その前に目が覚めてしまうようなケースです。
「昔は朝が苦手だったのに、最近目覚ましやアラームなくても早起きしてしまって、昼眠いんだよね・・・」
みたいな方です!
もちろん本当に朝が得意になったという方はいいんですが、緊張やストレスが職場で増えたことで、朝が得意になったという方は、注意してください。
特に、早寝早起きは大丈夫ですが、緊張やストレスで夜なかなか寝付けないという方で、この現象が起きてたら、危ないです。
精神科や心療内科では、このような現象のことを過緊張といいます。
私にも経験があるんですけど、連日残業で夜遅くに帰ってきたら、布団に入ってもなかなか仕事のことがあたまに抜けないんですよね。
ずっとまだ考え続けてるという感じで。
特に、終わらなかった仕事とかがあって帰ってきてしまうと、明日その仕事をどうさばこうかとか考えてしまって、ふとんの中で仕事している感じがあるんです。
しかも、それで全然練れてないのに、朝は絶対に寝坊できないという緊張からちゃんとした時間に起きれるんです。
もちろん疲れが取れてるわけもなく、全身がだるいイメージです。
それでも仕事があるので、なんとかスーツを着て出かけるという毎日でした。
私がそんなときにやっていたことは、
- 寝なくても布団の中で目をつぶるだけで疲れが取れると信じること
- YouTubeでドラマやお笑い番組を流しながら寝る
- 「蒸気でホットアイマスク」を使う
など、できるだけ睡眠の妨げになる変な思考や緊張を消すことに注力していました。
もちろん、それでもうまく行かず、4時くらいにようやく寝れたみたいなことはあるんですけど、そういうときは今から振り返ると結構きてたのかもしれません。。
ここから先には私は行っていませんが、本当にうつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼがやばいケースだと、いままで朝早く起きれていたのに、ある日突然寝坊するそうです。
目覚ましがなってもピクリとも反応せず、気づいたころには欠勤みたいな感じ。
ここまでいくと、本当にうつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼの疑いがあります。
この現象が起きると、そこから何かが崩れたように、急激に心も体も悪化するような現象になるらしいです。
チョコレートや飴をめちゃくちゃ食べてしまう
ストレスを感じれば感じるほど、甘いものを食べてしまいます。
チョコレートや飴などのお菓子の摂取量が一気に増えます。
「あーわかるわかる!」
という声が20代女性とかから聞こえてきそうですが、たぶんそういうちょっと食べるって言うレベルの量ではありません。
たくさん食べるので、だんだん味にも飽きてくるんです。
いくら種類が違うとはいえ、チョコレートとかでそんなに味の違いはでません。
ちょっととろけやすさがとか、ナッツがとかはありますが、あの甘さはあの甘さのままです。
そうすると、あえてレモン味のグミや、フリスクを買っておいて、一回お口直しをしてから、さらにまたチョコレートや飴を食べ続けるという感じです。
もちろん太りますし、虫歯にもなります。
それでも、ストレスがすごくて、口の中に何かを入れていないと気がすまないんですよ。
今から思うと、確実にうつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼの前兆や兆候ですよね(笑)
ちなみに、このチョコレートなどの甘いものをついつい取得してしまうことのたちの悪さは、糖分が高いので急激に血糖値が上がってしまい、心と体に悪いという点です。
ストレスに効くというような宣伝をしているチョコレートがあるくらいなので、コンセンサスではありませんが、医師によっては甘いものを多く摂取するとうつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼのリスクが高くなるとこを主張する方もいらっしゃるくらいです。
私もこの事実を聞いたとき、
「ストレスを紛らわすために食べたチョコで、余計にストレスを感じてるの!?」
っていう驚きでした。
たしかに、チョコを食べたところでストレスが軽減されるわけでもなく、次のチョコをまた食べるだけです。
こんなことを繰り返していては、健康に言い訳ないですよね。
あとは、チョコレートや飴以外にも、個人的な経験でいうとガムや水分の摂取もやたら増えます。
とりあえず、口に何かが入ってないと、ストレスでじっとしていられないんです。
足バタバタさせたり、クビ動かすくらいじゃ取れないくらいのストレスが掛っているんです。
あと、ビタミン系が多く入っているレモン味などは、食べすぎて、お腹壊します。
お腹が下っているのに、それでもストレスで食べざるをえません。
心のうつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼの前兆や兆候だけではなく、こんなことを繰り返していては体が持たなくなると心から不安になったことを覚えています。
食欲がなくなる/食欲が増えすぎる
よく聞く話かと思いますが、過度にストレスを感じる環境にいると、ご飯が食べられなくなったり、逆に暴飲暴食してしまったりします。
結構うつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼの人には、拒食症や過食症の人、多いですよね。
わたしはここまではないのですが、それでもやっぱり今仕事でストレスを感じてるなと思うときは、結構がっつり食べてしまいますよね。
わたしの場合、ラーメンが多いのですが、普段こんなに食べられないのにというくらいの量を食べてしまいます。
実感として、ストレスと職は本当につながっているんですね。
通勤電車に乗れなくなる
よくうつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼの方は、電車に乗れなくなるといいます。
わたしはここまでは経験していないので体験ベースではお伝えできないのですが、
- 満員電車に乗るのが恐怖で無理になる
- 満員電車に乗ると体調が悪くなる
などの方がいらっしゃいます。
だんだんそれが悪化してくると、結局出社できなくなり、最後は休職になるケースがあります。
まだ満員電車が恐怖だったり、体調が悪くなるうちがよくうつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼの初期症状なので、そのうちになにか職場環境を変えるなどの対策が必要です。
「でも、わたしめっちゃ健康でも満員電車には乗りたくないで!」
という方の意見がごもっともで、だからこそ、この症状が出てもよくうつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼの前兆や兆候だと思わず放置してしまうことが多いんです。
特急や快速、急行などの何駅かを停車せずに通過する電車が怖いという方です。
俗に「各駅停車症候群」というようです。
「電車に乗ると必ずお腹がいたくなって、東海道線とかだと次の駅まで15分くらい電車から降りられないことがあるのが怖いんです」
というような方ですね。
過敏性腸症候群と名付けられてらしいのすが、消化器内科を受信する人の10〜20%程度の人がこの病気というくらい多くの方が患っているようです。
このような症状も、不安や緊張、ストレスで自律神経が乱されているので、よくうつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼの前兆や兆候だと思った方がいいです。
単に体調が悪いからですませずに、職場環境を見直し、場合によっては職場を変えることを真剣に考えてみてください。
本を読むのが億劫になる
これも私も経験したことがあるのですが、ある日突然本を読むのが億劫になります。
それでも、仕事に関係することなどで読まざるを得なくなるのですが、全然頭に入らない。
私の場合、英語のアナリストレポートを通勤電車で読んで、業界の動向を頭に把握するようにしていたのですが、突然全然読めなくなるんですよね。
「いままで読書が楽しくて仕方なかったのに、最近は文字もみたくない」
実は、これもうつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼの前兆や兆候と言われています。
集中力が極端に落ちてしまい、理解するのに頭を使わないといけない本が読めなくなるんです。
それに視力低下とかが合わさって、もう文字を見るのすらイヤになるときがあります。
こういうときは、精神的な疲れや負担が蓄積されているので、要注意です!
思考のパターンや使う言葉がネガティブになる
最後に、これはうつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼの兆候というか、結構手前のラインかもしれませんが、やたら何事ネガティブでマイナス思考になります。
ちょっとネガティブくらいなら性格の問題かもしれませんが、妄想しだすといよいよ危険信号です。
まだ起きてないことに対して、不安や自虐的なことを妄想し、その妄想にもとづいて行動まで起こしだすことがあります。
そうすると、周りでも一気に人が引いていき、さらにマイナスのネガティブな妄想をするという悪循環が置きます。
あとは、自分ではなかなか気づきませんが、使う言葉が圧倒的にネガティブになります。
これはまわりで見ているとよくわかるのですが、メールやLINEで送られてくるのが、読む側が気分を害するくらいネガティブなことばかりになります。
仕事でうつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼになりやすい人は?
- 評価制度や評価自体への不満
- 仕事が激務な割に給料が安い
- 残業代がちゃんと出ない
- 代休が取れない
- 人間関係が険悪
- 上司とウマが合わない
- 目標やノルマの達成ができない
- 会社の経営が危ない
とかかなぁ、よくきくのは。この中でも、特に、上司とウマがあわないのが最悪だよね。一番多いケースなんじゃないかな。
- 完璧主義の人
- 責任感が強い人
- あがり症の人、よく緊張する人
- プレッシャーに弱い人
などなんだよ。
うつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼになる前にできるセルフケア
うつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼで転職しても大丈夫?
経験者として、うつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼでは、いまの職場環境を変えることが重要だと思います。
どんなに医者にいって治療しても、薬を飲んでも、残業時間が多かったり、責任がめちゃくちゃ重たい、ノルマが厳しいなどのいまの働き方で改善するわけがありません。
よく医者にいくと、
「うつ(鬱病)の治療中は、大事な判断をしない」
と言われます。
医学的には、論理が通っているのでしょう。
医者の論理は、
- 脳機能の低下により判断が鈍っている
- 気持ちが沈んだ状態なので正しい判断ができない
というものです。
なので、焦って転職して、あとで後悔するというものです。
うつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼで苦しんだことのない人のアドバイスとしては、ものすごくまっとうで筋が通っています。
もちろんうつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼといっても、医師の指導の元に完全に治療に専念する必要のあるステージまで言っている場合は、この医師の指摘はその通りです。
いまの職場を休職しないといけないところまで来ている方で、ちゃんと休職させてくれて、治療に専念できるときは、転職をするタイミングではないと思います。
うつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼで転職を安易に考えない方がいいのは、たしかに事実です。
安易に考えて、転職して、転職先でさらに苦しい思いをしている人もたくさんいます。
いまもうすでにうつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼで医者にかからないと行けず、しかも休職が必要なステージに来ている人は、転職を安易に考えることはおすすめしません。
ただ、うつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼといっても、まだ前兆や兆候があるだけという方には、すぐに転職することをオススメします!
悩んでいても、上司に相談して休職するまでいまのノルマや責任は変わりませんし、労働時間が減ることもありません。
また、仮に相談しても理解をしてくれて手を差し伸べてくれる上司とは限らず、本当に医師のストップがかかるまでなにもしてくれないケースもあります。
また、人事考査の観点で、そのようなうつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼなどのアラートを出す人は、プレッシャーのかかる責任の重たい仕事を任せられないという評価をされかねません。
そうすると、そんな会社でのキャリアに未来はなくなります。
うつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼになりかけで悩んでいるなら、今すぐに転職すべきです!
転職活動期間に、失業保険をもらって、しばらく休むこともできます。
その間に、気分も大分晴れることでしょう。
そして、いまのうつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼの原因になっているノルマや残業時間などの解決された職場で、新しいスタートを切ればいいんです。
発症する前や深刻化する前に転職すべき理由
うつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼで休職していたことはバレる?
うつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼで転職される際、一番気にされる方が多いのは、
「うつ(鬱病)で休職してるんだけど、転職のときバレる?てか、伝えないとダメ?」
ということです。
確かに、ここ重要ですよね!
順番に解説していきたいと思います。
結論的には、
「休職していた事実はバレけど、それがうつ(鬱病)かはわからない。ただ、今後のこともあるので、正直に伝える方がいい。」
といところかと思います。
休職の事実はバレル
休職していた事実は、確実にばれます。
転職が決まった際に源泉徴収票を提出しないといけないのですが、
- 給与が少ない
- 税金や雇用保険、社会保険の額が少ない
などです。
じゃあ、源泉徴収票を出さなくて済むかというと、それは無理です。
前職の年収を申告して、その年収に基づいてオファーを出すことなどを考えると、嘘の年収を申告して不当に高い賃金にならないように、大体の企業は提出をさせます。
また、年度途中とかだと、社会保険料や税金の計算のためにも必要になります。
出さずに済むなんてことはまずないと思った方がいいです。
ただし、最近は給与計算などの総務の業務を子会社などに外注していることがあります。
また、大企業だと、毎月何十人が中途で入社します。
なので、ばれない可能性もあります。
ただ、これからできれば長く働きたい会社です。
ばれたときのリスクを考えてください。
しかも、ばれないかずっとビクビクするのも嫌ですよね。
せっかくストレスのかからない職場を選んだのに、ばれないかビクビクすることがストレスになってしまいます。
なので、ばれる前提で考えておくことがよいかと思います。
休職理由はばれない
休職していた事実は、ばれます。
ただ、なぜ休職をしていたかの休職理由は、ばれません。
それがうつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼなどの病気によるものなのか、留学なのか、育児なのか、介護なのかは、前職にリファレンスが入るか、探偵事務所を雇うしか知る由はありません。
なので、オススメはしませんが、真顔で嘘がつけるなら、
「昔からの夢だった世界一周に言っていました」
といっておけば、ばれないのは事実です。
虚偽なので、それが法律に触れるか、道義的に許されるかはご自身で判断してください。
でも、うつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼなどで休職していた事実はばれず、いいわけも立ちます。
正直に伝えるべきか?履歴書の退職理由は?
では、休職の事実はバレるけども、うつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼで休職していた休職理由はばれない中で、どこまで正直に職場に伝えるべきかを考えてみたいと思います。
原理原則でいうと、かつ法的にも道義的にも問題ないのは、正直に伝えることです。
ただ、正直に伝えることで、転職活動がしにくくなるのも、事実です。
うつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼは再発リスクが高いため、どこの企業も積極的には雇いたがらないです。
残念ですが、そんな社会は変わってほしいですが、それが事実です。
そんな現実の中、どううつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼ経験者としてサバイブするかですよね。
社会復帰や生活が掛っているので。
その中で、正直に伝えないという選択をする人は責められないと思います。
それもひとつの選択です。
うまく嘘をついておき、かつかつての職場や取引先の口止め、なんなら場所を思い切って引っ越すくらいすれば、どうにでもなることです。
でも、個人的には、あえて正直に伝えることをオススメしています。
それぞれのご事情やうつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼの程度などがあるので、一概には言えませんが、正直に伝えることで新しい一歩を進むことがよいかと思います。
実際問題うつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼの再発リスクもありますし、場合によっては転職先が配慮してくれるかもしれません。
黙っていても、友人や最近ではSNS経由など、いろんなところから情報が漏れるリスクは残ります。
びくびくここから先何年も過ごすくらいなら、多少は転職活動に苦労するかもしれませんが、それでも社会復帰を応援してくれる温かい会社に行くべきです。
うつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼでの転職活動はどうすればいい?
では、うつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼで転職する活動はどうすればよいかを考えていきたいと思います。
目をつぶっても仕方がないので、
「うつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼで転職活動するのは苦労する」
という事実は、まず受け入れましょう。
それは、学歴みたいなものです。
東大や京大、早慶などの難関大学を出ていれば、転職は比較的容易ですが、逆に高卒だと苦労しますよね。
それと一緒で、まずは自分のスペックとして、事実を受け入れましょう。
その上で、
「どんなに難しくても必ず暖かく迎えてくれる会社がある!」
という信念と覚悟を持って、転職活動ができれば、きっといい転職ができるはずです。
転職情報サイトで直接応募
転職情報は、まずは転職サイトで探すことができます。
代表的な転職サイトには、
などがあります。
一応、全て会員登録することが一般的には多いです。
ただ、いろんな転職サイトを全部毎週見るのはめんどくさいですよね。
なので、一番情報量が多く、スカウトとかも幅広く届くリクナビネクストをとりあえず登録しておけばいいかと思います。
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転職エージェントを活用
転職情報サイトで得られる情報には、限界があります。
求人情報のほとんどは、クローズドで転職エージェントが持っているものです。
また、転職先の情報も詳しく、残業が多いのかや、ノルマがどの程度かされるか、離職率などいろんな情報をもらうことができます。
さらに、純粋にキャリアの相談に乗ってくれるのもメリットです。
いまどういう要因で苦しんでいて、その原因をなくす転職をしたいと伝えると、親身にどういう業界でどういう会社が自分の今後のキャリアにいいのかを考えてくれます。
なので、自分の知らない業界や会社にもチャンスがありますし、また将来のキャリア形成がちゃんとできると思います。
うつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼで転職しようとしている方には、このエージェント経由の転職をオススメします!
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公的な再就職支援の制度
ベタですが、ハローワークなどの公的な再就職支援制度もあります。
ハローワークは、一般的な職探しの場所というイメージが強いかもしれません。
私も最近知ったのですが、やはりうつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼで退職される方が最近は少なくないので、精神疾患の専門の知識を有するサポーターもいるそうです。
うつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼにはなかなか経験していないと理解してもらえないようなこともあります。
そのような症状の特性を理解した上で、ハローワークなら相談できるので、いいかもしれません。
リクルートキャリアなどの転職エージェントと並行して活用されるとよいですね。
休職中に転職活動は大丈夫?
よくご相談頂く質問に、
「休職中に転職活動をしても大丈夫なんですか?」
というのがあります。
休職して休まさせてもらっている意識から、なんか現在勤めている会社にその休職時間を使って転職活動をするのが申し訳ないという気持ちを持たれる方がいらっしゃるようです。
結論からいうと、休職中の転職活動は全く問題ないということですね。
休職してようがしてなかろうが、いまの会社で働きながら転職活動をするというのは、労働者の権利といっても過言ではありません。
企業は、その労働者が自由に転職できる環境の中、それでも自分の会社に残ってもらえるような快適な労働環境や報酬を支払う努力をすべきです。
それができなかったり、十分でないため、多くの方は転職活動をしています。
また、それで離職率があがるからこそ、企業も本気になって労働環境の改善や賃金の交渉に応じる面もあるので、他の同僚にもいい影響を与えることができます。
ただし、うつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼの治療のための休職中であることは忘れないで頂きたいです。
ちゃんとうつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼの治療と並行させられる程度の転職活動にとどめておくべきです。
転職活動でうつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼが悪化するなら、それは持ってのほかです。
そのためにも、転職活動を始めていいか、主治医の判断を仰ぐべきです。
うつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼで退職する場合の手続き
では、うつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼで退職することを決意した場合、どういう手続きが必要なのかを解説していきたいと思います。
実は、退職って、結構エネルギーがいるのも事実なんですが、それでも心配することはありません。
私の経験上、たんたんと進んでいきますし、みんなやってることなんで、全然大したことないですよ!
それよりは、うつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼにいつまでも苦しんでいるよりも、環境を変えて治療したり、転職してよりよい職場環境の会社に移る方がずっと大切です!
退職するスケジュール
まずは、退職のスケジュールです。
普通の退職の場合、もちろんまずは直接上司に報告をしますよね。
- 上長(直属の上司)と相談
- 退職日時を決定
- 社内システムや書類などそれぞれの会社のやり方でタイsh区を申請
- 業務や顧客の引き継ぎ
- 荷物、PC、業務用端末等を整理
- 最終日には取引先へ退職の挨拶、上司や同僚へ挨拶
と言った流れで、淡々とすすめましょう。
引き止めとかいろんなこともありますが、基本的には引き止められてもいいことはありません。
やると決めたら、覚悟を持って退職します。
「でも、もう鬱で会社に長いこと出社できてへんねん。」
という方もいらっしゃいます。
うつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼの場合は、まだ会社に行けている方は、上記の流れで退職手続きを進めればいいのですが、もううつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼで会社に行けていないというケースがあります。
その場合は、無理して会社にいく必要はありません。
その場合は、
- まずとにかく上長(直属の上司)と相談
- 書類関連等は郵送で対応
というのがよくあるパターンです。
全く会社にいかないと、お世話になった方に不義理を働いてしまうので、そのような方には、正直に事情をメールかなにかでお伝えして、お礼を述べればいいと思います。
普通の感覚を持った方なら、事情を察し、むしろ応援して頂けると思いますよ。
退職時にやるべきこと
退職時にやるべきことは、会社によっても違うので、総務担当や人事担当の人が丁寧に教えてくれるはずです。
一応、一般的な事項を上げておくと、以下のような感じです。
支給物の返却
- 健康保険証
- 社員証
- パソコン、タブレット、スマホなどのOA機器
- 制服
- 名刺
必要書類の受取
- 離職票、退職証明書
- 源泉徴収票
- (預けていれば)年金手帳など
その他
- 社内外への挨拶
- 荷物の整理
- 引き継ぎ資料の作成
- 自社株やストックオプション
- 401Kや退職金
- 賞与関連
- 財形
- 机などの鍵の返却
などなど、必要に応じて対応していく必要があります。
ただ、1回キリなので、社会の仕組みの勉強と思えば、そんなに難しくもないですので、なんとかなるかと思います。
みんな退職や転職する際にはやっていることですし。
まとめ
今回は、うつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼでの転職について、解説してきました!
冒頭でも書きましたが、ちょっとでも「あれ?なんか変だな」と思ったら、まずは誰かに相談してみるといいと思います。
仮に、いまノルマや責任の大きさが精神的な負担になっているなら、ノルマや責任の多くない会社を紹介してもらってみてください。
労働時間や残業、休日の少なさがストレスになっているなら、ちゃんと休めるところを紹介して貰えばいいです。
医者はうつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼに対して、診断と適切な薬を出すことしかできませんが、転職エージェントはストレスの少ない職場への転職を紹介してくれます。
あとは、転職エージェントに相談したり、転職サイトに登録することで、
「おれはいつでも転職できる!」
と思えて、少しでも精神的な負担が軽くなると思います。
私も以前はコンサルファームにいたのですが、まわりも含めてみんないつクビになるかわからない環境で、リクナビネクストに登録していました。
別に転職する気はなくても、いつでも転職できると思うことが、精神的な安心や日々のがんばりにつながっていました。
比較対象じゃないかもしれませんが、個人的には職場が原因のうつ(鬱病)・不眠症・ノイローゼなら、転職エージェントによりストレスの少ない職場を斡旋してもらう方が解決に近いかと思います!