自分でできる業界研究のやり方/方法/手段とポイントは?これで効率的・効果的に転職準備完了!


転職活動を始めるとき、まず最初に「どの業界を受けるか」から考えることがオススメです!
どの会社にするかから考えると、面白そうな求人案件がたくさんあって、なかなか転職先がきまりません。
そんなときは、業界研究とともに業種や企業研究も同時進行すると効率的です。

⇛業界研究がめんどくさい人はこの転職エージェントにお願いするべき!

求人サイトにもたくさんの求人がありますし、転職エージェントからもたくさんの求人が送られてきます。
隣の芝は得てしてよく見えるもので、

「あーこれもおもしろそう!こっちもいいなー、あ、こんなんもあるんだ!」

みたいな感じで、面白い企業や転職してみたいなと思う企業はたくさんあります。
そんなときにオススメなのが、まずは業界を絞ることです。
業界を絞ることで、あとはその業界の中だとどの会社をうければいいのかを考えるだけでよくなります。
あれもこれもと迷ってしまって・・・という方は、まず転職したい業界から考えることがおすすめです!

ただ、転職活動における業界研究はいくつか注意点とポイントがあります。
今回は、できるだけ短時間で自分でできる業界研究の方法を紹介していきたいと思います!

客側の立場から業界研究しても意味がない

転職活動として業界研究をするとき、一番やりがちなミスが「客側からの業界研究」です。
インターネットで業界研究をすると、業界の将来的な展望や魅力がたくさん書き連ねてあります。
それらの情報は、働く側からみた研究結果ではなく、客側に有益な情報が並べられていることが多いのです。

例えば、

「A社は、ここ数年で海外に数十店舗新規開店している」

という情報を見つけたとき、客の立場ならば

「海外に行ってもA社の商品を購入することができる」

と受け取ることができます。
しかし、転職者の立場から同じ情報を掘り下げてみると、全く違った受け取り方ができるのです。
海外転勤を希望しない転職者なら、

「海外展開が盛んな会社であるなら、海外勤務を命じられる可能性」

を察知しなければなりません。
もちろん、海外展開が盛んであるということは、経営状況は良好な会社であるとも考えられるのです。
同じ一つの情報であっても、客側なのか転職者側なのかで読み取り方は変わるのです。

現在だけでなく常に将来を予測する

業界研究をする場合、現在の業界を研究するだけでなく、将来的な状況を予測する習慣をみにつけておくといいでしょう。
例えば、

「現在はとても経営状況がよい会社であっても将来的には不安定になる気配がする」

ということがあるのです。
一時的に大量の受注が見込めているため、ここ数年は右肩上がりの業績であっても、数年後に需要が途絶えたときには一気に業績が悪化することもあります。
極端に業績が良いときには、業績を良くしている原因を突き止め、将来の予想図を描いてみるようにしましょう。

逆に、現在は経営状況が悪いとしても数年後に改善する可能性を秘めている業界もあります。
業績改善に自分のスキルが活かせると考えるならば、「やりがい」を感じられるかもしれません。

データだけではわからない「現実」まで研究する

転職者は、社会人経験があるため「理想や希望」だけでは働き続けられないことを知っています。
それでも、なかなか採用通知を受けられないでいると、現実に蓋をしてしまうことがあるのです。

転職に必要な業界研究のデータは、インターネットや書籍から調べることができます。
ただ、それらの情報はデータがほとんどなのです。
給料や福利厚生など、数字で示すことができる情報データなのです。

しかし、転職してからは、数字のデータではわからなかったことの大切さを実感することになります。
例えば、前職よりも給料も休日も増える職場を見つけたとします。
条件としては文句のつけようがないため、面接を受けたら採用となりました。
実際に職場に行くと、前職よりも仕事量が多く毎日残業の日々になることもあるのです。
具体的な仕事内容や仕事量は、採用される部門によって異なります。
データにはあらわれないことが、採用後にわかり始めるのです。

業界研究は、マニュアル通りに項目を調べるだけでは物足りません。
実際に働いている人から話を聞き、採用後の生活をイメージすることが大切なポイントなのです。

転職者は社会人経験があるため、新卒者よりも業界研究を効率よく行うことができるでしょう。
業界研究を深くしておくことで、採用後の理想と現実とのギャップを小さくすることができるのです。

まとめ

今回は、自分でできる業界研究のやり方/方法/手段とポイントを解説してきました。
転職エージェントに登録したり、転職サイトに登録すると、やまのように転職の案件やJDが送られてきます。
行きたい業界が固まっていないと、

「あの会社もいいし、この会社もいいなぁ」

みたいな感じで、迷いまくります。
まずは、業界を決めることで、会社を選びやすくなります。

ちなみに、今回は、業界研究のやり方を解説してきましたが、実は、転職エージェントを使うと、このあたりの業界研究をまず最初に手伝ってくれます。
まず最初の面談で、どの業界が転職先として向いているのかなどを相談して、そこで関心のある業界の求人案件をいろいろ送ってくれます。
もちろん、そのときに、各業界の動向や現状、将来性などを、キャリアプランとともに考えてくれます!