転職活動で「自己PRするネタがない人」でも上手に自己PRするコツ!すぐ思いつかないけど書類選考を突破するためにはどうすればいい?


自己PRするネタねんてねぇよ!!
転職活動の際に志望動機書やエントリーシートに自己PRを書く欄があると、そう叫びたくなるという方、結構多いんですよね。
みんながみんな意識高い系だと思うなよって(笑)

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転職の書類選考では、オリジナル性のある自己PRがある人ほど、採用担当者の印象に残ります。
しかしオリジナル性とは「個性」であり、個性はそれまでに経験したことや体験したことが積み重なってにじみ出てくるものなのです。
特段目立った経験や体験がない人は、オリジナルのエピソードがないため、自己PRを考えるときに頭を悩ませがちです。
今回は「自分には自己PRできるようなことはない」と思っている人でも上手に自己PRを考え出すコツを紹介していきたいと思います。

自己PRは自分にとって特別な経験を交えればいい

自己PRにオリジナル性を持たせるには、体験談は不可欠です。
転職者の中には「海外留学経験」や「サークルでの部長体験」など、立派な体験談を語る人も多くいます。
誰が聞いても立派な体験談は、確かに採用担当者に良いイメージを与えます。

しかし、立派な体験談だからすべてが印象に残るとは限らないのです。
完成度の高い体験談は、実は印象に残ることが少ないのです。
逆に、世間的には大した話でなくても、失敗談やその人にとっての特別なエピソードのほうが印象に残ります。
例えば、

「海外留学に行き、英語検定に合格することができました。語学に自信があります」という自己PRは正統派であり、模範解答のような内容です。一方で海あ外留学体験はないけれど「バイト先で出会った仲間たちは自分で学費を稼いでいました。さまざまな価値観や生き様をみてきたことが、自分の視野を広めてくれました。」

という自己PRは印象に残ります。
自己PRで使える体験談は、スキル取得や目に見える実績だけではありません。
自分にとって特別な体験は聞く人に感動を与えるのです。

受験の苦労話は視点を間違えない様に要注意

自己PRできるようなことがない人でも、受験の体験ならばあるのではないでしょうか。
転職者の中にも、自己PRに受験話を使う人がたくさいいます。

しかし、受験話をエピソードとしてつかうときには、注意が必要です。
なぜならば、受験は誰にとっても大変で頑張った貴重な体験ですが、ほとんどの人が体験していることなのです。
例えば、

「受験のころは深夜まで勉強し、無事合格を勝ち取りました。根気よくがんばるところが私の長所です」

と自己PRしたとしても、受験の時に頑張ることは皆同じであり、当たり前のことでもあるのです。
頑張るときに頑張れる人材であることをアピールしたい内容ですが、採用担当者からみれば「当たり前のこと」をいっているに過ぎないのです。
受験での苦労話や成功体験を自己PRに使うときには、受験そのものが大変であったという話ではなく、

  • 受験の体験から自分は何を学んだのか
  • 何を得たのか

を伝えるようにしましょう。

何も考えられない時には、自分の長所を聞いてみる

自分に自信を持っている人ほど自己PRはたくさんひらめくものです。
自己PRは自慢話ではないけれど、自慢できることをベースにして考えると考えやすいのです。

自己PRできることが全くひらめかないときには、自信をなくしているということになります。
自分に自信を持つためにも、身近な人に自分の良いところを聞いてみましょう。
できれば、先生や先輩などできるだけ客観的に自分を分析できる人に聞いてみるといいでしょう。
自分では気が付かなかった長所を発見することができるでしょう。
例えば、先生に

「君は私が研究で忙しいときによく手伝いに来てくれた」

と言われたのならば、

「人が困っていると放っておけない性格です。学生時代も、教授や友人の手伝いをしていました。人脈の大切さや人とのつながりの大切さは人一倍理解していると思っています。」

という自己PRを考えることができます。
一つの言葉から、さまざまな体験を思い出し自己分析をしてみましょう。

最後の手段は自己PR欄に「意気込み」を書く

どうしても自分をPRするエピソードや文章がひらめかないときには、転職に対する意気込みをまとめてみましょう。「どうして転職をしようと思い、転職に何を求めているのか」または「今回の転職はどういう転職にしたいのか」でもかまいません。
現在の今の自分の気持ちをまとめてみてもいいでしょう。

自己PR欄に「意気込み」を書くときには、職務経歴書の最後に自己PR欄を持ってくるようにします。
そうすることで、自己PR欄が「まとめ」の役割をはたすことができるのです。

自己PRは、自由に書ける項目ですが自由であるからこそ難しい一面があります。
採用担当者受けの良い自己PRを考えようとせずに、自分らしい自己PRを考えることが上手な自己PRを考え出すコツなのです。

まとめ

転職活動で「自己PRするネタがない人」でも上手に自己PRするコツを解説してきました。
ただ、自己PRはホントに難しいですよね。

「んー、やっぱり無理!!」

っていう方も、結構な量いらっしゃるのではないかと予想します。
私もかつての転職で、自己PRを考えるのに3日使ったこともあります。
そういう方には、転職エージェントに相談することをオススメしています。

なぜかというと、やっぱり転職エージェントは、プロです。
どうすれば、その人の自己PRが企業にいい感じで映るのかを、一緒に考えてくれます。
もちろんプロで慣れているというだけでなく、当然転職エージェントは第三者なので、第三者的な視点も入ります。
圧倒的にひとりでああでもないこうでもないと考えるよりも、効率も質もいい自己PR作りになります!
ぜひ困った時は転職エージェントに相談してみると、意外と道は開けるかもしれません!