転職活動で女性に多い面接中に知らぬ間にやっているマイナス行動とは?


転職面接では、無意識のうちにやっているしぐさや行動が面接担当者の目にとまることがあります。
プラスの評価につながればいいのですが、マイナスの評価になる場合は意識してなおしたほうがいいでしょう。
今回は、女性に多い「知らぬ間にやっているマイナス行動」について、考えて行きたいと思います!

⇛面接対策が最も強い転職エージェントはこちら!

「過剰な笑顔と相づち」は誤解されることもある

女性と面接をすると、面接担当者が話している間に何度も、

「えー、えー」

と声を出して反応する人がいます。
話を聞いている姿勢をアピールするための相づちだと思われますが、声を出す相づちはタイミングによっては話の邪魔になることがあります。

相づちは、意識してやるとタイミングが難しいものです。
面接の評価シートには、協調性や積極性を評価する欄があり、相づちを打ちながら話を聞く姿勢は協調性と積極性を兼ねそろえている印象を受けるため、プラスの評価につながる可能性はあります。
ただ、声を出す相づちは多すぎると、面接担当者への敬意がかけているように感じるため、時折うなずく程度の相づちでかまわないです。

また、女性で一番多いマイナス行動は、過剰な笑顔です。
笑顔の女性は素敵ですが、転職面接で過剰に笑っていると真面目にやっているようにはみえなくなってしまいます。
口角を常に意識してあげている笑顔は不自然であり、なにより本人がとても疲れるものです。
面接のときには、面接担当者が入室してあいさつをするときと、退出するあいさつをするときに「笑顔をつくる」ようにし、面接中は自然と笑顔が出るならば笑顔になる程度でかまわないでしょう。

また、面接中の雰囲気が重苦しく感じ、笑顔で雰囲気を軽くしたいと思うこともあります。
そういうときには、特定の面接担当者に笑顔をむけるのではなく、全員にまんべんなく笑顔を振りまくようにします。
ただ、転職面接というものは、真面目に取り組めば取り組むほど重苦しい雰囲気になりがちです。
あまり面接の雰囲気は気にせず、聞かれたことにしっかりと答えながら、会社の雰囲気を感じ取ることに気持ちを集中させましょう。

「髪をいじる癖」は幼さを感じさせる

面接に適したヘアスタイルは、ショートカットもしくはすっきりとまとめたアップヘアです。
後ろに一つ結びでもかまいませんが、結ぶ位置によっては印象が変わります。
新卒で就職活動を行っている女性のほとんどは、かなり低い位置で一つ結びをしています。
低い位置での一つ結びは、真面目そうに見えますが若干明るさに欠け、活動的な雰囲気は感じません。
結ぶ位置は後頭部の真ん中よりちょっと下あたりが、活気ある女性にみえるのではないでしょうか。
転職面接には、30代や40代の女性もたくさんいます。
40代の女性ならば、後ろで丸くまとめてアップスタイルにしても素敵です。

髪をしっかりとまとめていれば問題ありませんが、中にはロングヘアで髪を下したまま面接に来る人もいます。
面接中に髪をいじったり、長い前髪をかき上げたりすることはよくありません。
面接中は髪に手がいかないように気をつけましょう。
髪をいじるということは、手遊びをしているようにも見えます。
面接が始まるまでの間に三つ編みをしたり、鏡を出して整えたりしないようにします。

「化粧品と整髪料のにおい」が強い

女性のほとんどが、面接に適した化粧をしています。
派手すぎず、地味過ぎない化粧が面接に適していると言えるでしょう。
ただ、本人は気がついていないのですが化粧品と整髪料のにおいが強い人がいます。
外国製の高価な化粧品をいつも使っている人は、強めの香りになれていて、なかなか気がつかないのかもしれません。
しかし、会社は男性もたくさんいて、オフィスは空調の関係で常に窓が閉まっています。
一人でも強い香りの化粧品を使っていると、オフィスに香りが充満してしまうのです。
面接や勤務中の香水も同じ理由で使わない方がいいでしょう。
そして、意外と強い香りが整髪料です。
面接の朝は、髪の寝ぐせをなおすためにシャンプーをする人も多いのです。
髪の毛が半乾きの状態で整髪料をつけると、水分と一緒に整髪料の香りも漂うのです。
整髪料を使うときには、無香料のものを選ぶといいでしょう。

最近は、自宅での洗濯に柔軟剤を使用する家庭が増えています。
転職活動で着用するスーツは自宅では洗わないため心配はありませんが、女性の場合は、ブラウスを自宅で洗う人がいます。
自宅で洗濯する人は、柔軟剤の香りが強すぎないか確認してみましょう。
香りの好みは人によって違います。
好きか嫌いかではなく「香りがない状態」で面接に行くようにした方が無難でしょう。

女性に限る「マイナス行動」は、このほかにも短すぎるスカート丈があります。
面接は椅子に座って行うため、スカート丈はいつもより少し長めくらいがちょうどいいでしょう。

まとめ

今回は、転職活動で女性に多い面接中に知らぬ間にやっているマイナス行動について、解説してきました。
転職面接では、人間の内面をみることが目的ですが、見た目も評価に含まれます。
「知らなかった」や「気がつかなかった」ということがないように、念には念を入れて面接に臨みましょう。