転職先を探すとき、誰しも「よい会社」に入りたいと思います。
しかし、「よい会社」とは、どのような会社なのかがわからない人も多いのではないでしょうか。
今回は、「よい会社=自分に適した会社」として考え、その見つけ方と考え方についてお話しします。
「よい会社」は自分の転職目的と合っている会社
転職とは、言葉通りならば「職種」を変えることを言うのかもしれません。
しかし、一般的には、職種を変えるのではなく「会社」を変える人がほとんどです。
つまり、今の会社よりも自分が働きたい会社を探すことを転職活動といいます。
自分が働きたい会社を探すならば、まず転職するにあたって、
「これだけは絶対に譲れない!」
という条件を出してみましょう。
例えば、「給与を上げたい」でも「独立して自分の店を持ちたいから、もっと学びたい」でもかまいません。
この条件は、履歴書に書く「志望動機」ではないため、会社に気を使う必要はないのです。
素直に自分が譲れない条件を書きだしてみましょう。
転職の目的を果たせる会社とはどのような会社かを考える
転職の目的を出せたら、次に目的を果たせる会社について考えます。
例えば、「給与を上げたい」ならば、職種や勤務時間よりも「給与」を基準にして求人情報を探します。
また、「独立して自分の店を持ちたい」ならば、給与よりも教育システムが充実している会社が適しています。
「介護と両立させたい」ならば、通勤時間が短く転勤がない会社を選ぶ必要があります。
転勤がない会社は、全国に支社があるような大企業ではなく、一つしか会社がない中小企業でしょう。
このように、転職の目的がはっきりとすればするほど、求人情報は探しやすくなるのです。
世間体にみて「よい会社」が自分にとっての「よい会社」ではない
転職活動をするとき、つい世間体を気にして「有名な会社に入りたい」と思ってしまうものです。
ブランドがある会社に入れば、一時は話題となるかもしれませんが、数年で落ち着いてきます。
話題性はなくなっても、自分自身は働き続けないといけないため、しだいに心が重くなる人も多いのです。
転職活動を始めるときには、一時の話題性のために会社を選ぶのではなく、自分にとって「よい会社」を選ぶことが大切です。
自分にとってのよい会社を選ぶためには、自分が転職に何を求めているのかをはっきりさせておく必要があります。
転職の目的がはっきりするまでは、現在の職場にとどまってみてもいいのかもしれません。
転職が逃げる手段にならないためにも、自分自身と向き合う時間は必要です。
まとめ
今回は、転職活動で自分に適した転職先を見つけるコツについて解説してきました。
「転職をしよう」と思ったということは、現在の職場になんらかの原因がある可能性もあります。
今の仕事内容が嫌なのか、職場環境が嫌なのかを考えてみると、自分にとってのよい転職先がみえてくるかもしれません。
自分で考えられないという方は、プロの転職エージェントのカウンセリングを利用してみるといいです。
本当にプロはプロなので、自分では整理できなかった考えを、見事に一緒に整理してくれるので、自分で考えの整理ができない人には非常にオススメです。
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