異動が難しい職種なら転職して環境を変えるのがベスト!転職しやすい職種は?


職種によっては、会社内の異動が難しい職種もあります。
その場合、職場環境を変えたいと思っても異動はできないため、転職して会社を変える方法が簡単です!
実は職種の中には、年齢にはあまり関係なく「転職しやすい職種」があります。
今回は、「転職しやすい職種」についてお話しします。
いつまでも、いつか異動できるかなとか思っていると、転職するタイミングを逃すので、ぜひこれを読んで検討してみてください。
転職する気がなくてもいいので、まず転職エージェントに相談してみるのもオススメです!

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会社内での異動が難しい職種とは?

会社によっては、さまざまな部署を経験させた後に、「総務部」に異動することがあります。
さまざまな部署を経験したことで、社員の人柄や性格を把握したうえで人事を統括する総務部に配属するのです。
総務部では、会社の事務処理だけでなく「人事」を取り扱うことがあります。
人事は、会社内の異動や昇進だけでなく個人情報を扱う部署です。
社員によっては、人に知られたくない家庭の事情があることもあり、総務部員は口が堅い人が向いています。
総務部に配属され、昇進していくと上に行けば行くほど個人の秘密情報を知ることになります。
そのため、総務部に配属され一定以上の肩書を得ると、退職するまで総務部から出ることはできない会社があるとも言われているのです。
一度知った個人情報を部外に流出させない目的と総務部経験者が増えてしまうと、それだけ個人情報がたくさんの人に知られてしまったということになるからです。

なので、そのような事情を考えると、総務部に配属させてから、部外に出たいと思ってもなかなか異動は難しいかもしれません。
もしも職場環境を変えたいと思うならば、思い切って転職してみたほうが近道ということが多くあります。

転職しやすい職種:「総務」

総務は、社内の異動は難しい職種ですが、転職はしやすい職種といえるでしょう。
なぜならば、総務はどの会社でもやり方や仕事内容は共通しているからです。

総務部のメインの仕事は、社会保険や入社退社の手続きなどです。
それらは、会社が変わったとしてもやり方は同じなのです。
そのため、会社は違っても「総務」で働いている限り、キャリアは続いていてスキルアップし続けることができるのです。

総務の仕事である社会保険手続き方法などは、数年おきに変更されることがあります。
変更があったときには説明会が開かれるため、常に最新の情報を入手しておくことが転職をさらにやりやすくするコツです。

また、転職の際、総務部の仕事内容は説明がしやすい職種です。
そして、総務部でスキルアップするためには、働きながら「社会保険労務士」の勉強をしておくことをおすすめします。
社会保険労務士の勉強をしていると、総務部の仕事を深く理解することができますし、転職の際にも有利になります。

転職しやすい職種:「経理」

経理職は、会社が変わっても仕事内容は共通している職種です。
経理は、会社の大小にかかわらず必ず必要な職種でもあるため、求人が多いことも転職に有利になるメリットです。
ただ、経理は仕事の範囲が幅広いため、自分がどの範囲までできるのかを知っておくことが大切です。

経理は、会社が変わってもスキルアップし続けることができる数少ない職種です。
ほとんどの職種は、会社が変われば新しい会社のやり方を一から学ばなければなりません。
しかし経理は、若干の違いはあっても大まかな流れややり方は共通しています。
数年後に「転職したい」と思っているならば、経理の仕事の始点から終点までを理解し、少しでも終点に近い仕事ができるようにしておくことが転職を成功させるポイントです。

経理の転職を有利にする資格は、以前は簿記検定でした。
しかし最近は簿記知識がなくても処理できる経理ソフトが普及しています。
そのため、基礎的な簿記知識があるならば、税務知識やパソコンスキルを身につけたほうが有利になるかもしれません。
また、外国との取引が増えているため英文会計や基礎的な経理用語を英語で理解できるようにしておくと、転職活動の幅を広げることができます。

転職しやすい職種:「営業」

営業職は、前の職場での関係や仕事内容によって「転職しやすい職種」になれる職種です。
営業職の特徴は、他社と交わる機会が多いことです。
前の職場に在職しているときから、「転職」するときのことを見据えて、人脈を増やしておくことができるのです。

営業の実力は、「どれだけ人に受け入れられるか」ではないでしょうか。
人に好かれる人は、営業成績が良いだけでなく転職するときにも助け舟となってくれる人を得やすい傾向があります。
営業職で転職する場合には、新規開拓かルートセールスであったかがポイントになります。
新規開拓営業を担当していたならば、それまでに培ったノウハウを面接の時にアピールしてみるといいでしょう。
ルートセールスならば、転職につながる人脈があるかもしれません。

営業職は、会社の規模や業種を問わなければ比較的求人数がある職種といえるでしょう。
年齢が高くなればなるほど、スキルや実績が求められる職種ですが、営業職ほど「転職に使える人脈」を得やすい職種もないでしょう。

まとめ

今回は、異動が難しい職種なら転職して環境を変えるのがベストである点について、転職しやすい職種と合わせて解説してきました。
転職は、「全く新しい仕事や会社に飛び込むこと」と思いがちですが、実はつながりが成功のポイントになっていることが多いのです。
転職しやすい職種とは、「スキルや経験がつながっていかせる職種」と言えるのではないかと思います。
このあたりのキャリア戦略も、転職を考える際には考えていくといいかと思います。
もちろん、転職エージェントに相談したら、今回少しさらりとご紹介したような転職のしやすさとかも含めて、キャリア戦略を作ってくれますよ!