転職活動で内定をもらったのに「決断」できないときの解決策!最後の悩みは入社を承諾するところにあり!


長い転職活動の最後には、ようやく獲得した「合格」の二文字が待っています。
ところが、実はこれで一安心できるわけではなく、やっと「合格」を勝ち取ったにもかかわらず、気持ちが晴れずに「入社を決断」することができない人が意外と多いのです。

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いままでは、この会社から内定をもらったら絶対に入社すると決めていた人でも、いざ内定が取れると、

「本当におれはこの会社に転職していいのか・・・」

と悩み出します。
たぶん、選考段階とはさらに一歩進んだ「深さ」で、内定をくれた企業のことを情報収集したり、分析しだすためです。

今回は、そんな内定後の入社承諾の段階で決断できない原因と解決策について、解説していきたいと思います。

「転職」の辛さがわかったから決断できない

転職活動の期間が長ければ長いほど、「辛い転職活動であった」と言えるのではないでしょうか。
辛い期間がやっと終わるはずなのに、気持ちが晴れないときには「再び転職することへの恐怖」があるのかもしれません。

「せっかく入社しても、また不満や問題がおきて転職活動を再開することになるかもしれない」

と思ってしまうと、なかなか入社を決断することは難しいかもしれません。

転職は楽なものではありません。
しかし、転職の辛さがわかったからこそ、簡単に辞めることなく頑張る粘り強さが生まれるのではないでしょうか。
転職の辛さが原因で決断できないのならば、恐怖に打ち勝つことができれば問題は解決します。
恐怖を粘り強さに変えて、決断してみましょう。

転職に「天職」を求めすぎて決断できない

転職活動が終わりを迎えたとき、

「本当にこの会社でよかったのだろうか」

と悩むことがあります。
もしかしたら、転職することで「天職」を求めすぎてしまい、ゴールが遠くなってしまったのかもしれません。

天職は、探して見つかるものではありません。
一つの仕事を続けていくうちに、天職になっていくものです。
転職活動は、自分の転職をみつけることではなく、自分ができる仕事・会社を探すことです。
仕事とは、やりたいことをやることではなく「できることを提供すること」なのではないでしょうか。
もう一度、仕事とは何かを考えて決断してみましょう。
会社が合格を出したということは、「あなたならばできる」と判断したということです。

新しい環境に不安が大きくて決断できない

転職期間中は、働いていないことが多いため不安定ではあっても自分のペースで活動することができました。
しかし、合格をもらい入社を決断した時から、会社員の生活が始まります。
新しい環境で新しい人間関係を構築していくことは、どんな人にとっても心配であり不安だらけです。
会社で新しい人を受け入れる立場の人も、実は不安でいっぱいなのです。
「新しい」ということは、ウキウキする気持ち以上に心配事も多いものです。

しかし、心配はたくさんしたからといって解決するものではありません。
入社するほうも、向かい入れる側も、緊張しているくらいがちょうどいいのかもしれません。
適度な心配や不安は必要ですが、心配が期待を上回るようになってはいけません。
意識的に気持ちを前向きに持っていき、決断するようにしましょう。

気になることがあって決断できない

入社後のことで具体的に気になることがある場合には、解決してから入社するようにしましょう。
できれば面接時にすべて解決しておくことが望ましいのですが、面接の後に気が付いたことでも待遇や給与など具体的なことは質問するべきです。
入社誓約書や内定承諾書などの書面を提出してから辞退をすると、問題が大きくなる可能性があります。

よく、合格後に気になることを質問すると、

「合格が取り消しになるかもしれない」

と思い、疑問点を飲み込んでしまう人がいます。
疑問に思ったまま入社してしまうと、疑問が不審に変わってしまうことがあるのです。
きもちよく決断するためにも、気になることはすっきりとさせましょう。
場合によっては、内定後に人事の方や、入社予定の部署の方との条件面談みたいな形で、ざっくばらんに面接中に聞けなかった疑問を聞く機会を作ってくれることが多々あります。
特に、転職エージェント経由とかで応募している場合、そのあたりは転職エージェントがうまく調整してくれます。

まとめ

今回は、内定後の入社承諾の段階で決断できない原因と解決策について、解説してきました。
「合格」を待ち望んで転職活動をしていたはずなのに、実際に合格を手にすると決断できないことはよくあることです。
転職活動を頑張ってきたからこそ、終止符を打つべきか悩むのです。
悩む原因を突き止めて、気持ちよく入社の日を迎えましょう。